女性から見て、部下の男性がミスをしたとしてもどのようにフォローするか難しい場合があると思います。なぜなら、一般的に男性は論理的で、女性は感情的だからです。もしも男性からのミスの報告を受けても、女性は上司として感情の方が先走ってしまうかもしれません。
でしかし、男性から見れば論理的に説明をしたいということもあるのです。そのため、まずは部下の男性がどういう仕事の仕方をして、結果としてミスにつながったのかをしっかり聞くことが大切です。
こうしたかったけれど、こうならなかったというようなミスの報告の時に、何が原因でなぜこうならなかったのかとすぐにでも言いたいところですが、すぐにそのようには怒らずに、本来はどのような方法でこうしようと思っていたのか、ということを聞いてみた方が良いでしょう。
原因の究明を女性は先にしたいと思うかもしれませんが、部下の男性から見ればそうではない場合もあるのです。原因の究明をする前にどうして論理的にこれがうまくいかないのか、ということが気になっていることもあるでしょう。
原因はこれ!というようにして断定をしたい気持ちを抑えて、部下の言うことを聞いてみることが必要です。そういったことを繰り返すことにより、部下の仕事に対する仕方が分かってくることもあるのです。
論理的に伝えたいと思っている部下に対して感情的に対応をしていては、必ずといっていいほどぶつかることになりかねませんので、注意が必要です。